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地盤・水源調査

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地下水開発の流れ

地質踏査

地下水調査の現地踏査は、地形判読など事前調査を踏まえて候補地の選定や調査計画立案のために行うものであり、主要帯水層の分布や湧水状況などについて概略把握を行う。

現地踏査結果は、地形判読調査結果を含めて地表地質図にとりまとめ、二次調査計画の立案のための基礎資料とする。


電気探査

電気探査は地中に電流を流し、地盤の比抵抗分布を測定することで、地層構成を把握する調査法である。電気探査法としては、垂直探査法(点)と比抵抗2次元探査法(面)が一般的に行われている。

この内、垂直探査は一次元であるので、二次元断面として表現し、解析精度の高い比抵抗2次元探査法を採用することが有効である。比抵抗二次元探査結果は下記に示すように連続的な比抵抗断面図として描かれる。

下図では、透水性の高い砂礫部が中~高比抵抗(青から緑色)に、粘性土は低比抵抗(赤~黄色)で描かれる。

また、図のようにこれらを縦断的につなげることで水みちの想定を行う。


電気探査(比抵抗2次元探査)の作業状況と比抵抗断面図

ボーリングと調査孔

ボーリングは、地質を直接確認するとともに、調査井として仕上げ各種試験により透水性を確認する。調査時の掘削口径は66~146mm、仕上げ口径は50~100mmが一般的である。

孔内検層

ボーリング孔内で、地層の見掛け比抵抗,自然電位,温度を測定し、水理地質的な地層区分と、透水性を定性的に評価する。

比抵抗と自然電位の測定を電気検層、比抵抗・自然電位・温度を併せて井戸検層と呼ぶことがある。

微流速検層

微流速検層とは、調査孔内のたて流速を測定し、地下水流動層位置を把握する。

揚水状態で測定すると帯水層別に流動量を把握できる。

各層の揚水量の負担区分も把握できる。

揚水試験

揚水試験では、調査孔内の地下水を揚水して、帯水層の透水性を示す水利定数や帯水層の揚水能力を把握する。

水質分析


原水は、厚生省令第101号に定める水質基準(平成15年5月30日制定、平成27年4月1日改正)のうち右図に示す41項目。

地盤調査

地盤調査は、建築物や土木構造物などを建設する際に、事前に地盤の強度や性質・特性などを把握して、設計・施工に反映するために実施するものです。

地盤調査の内容は、対象となる構造物の規模や目的等によって異なりますが、一般にはボーリング、原位置試験、土質試験、物理探査等を行います。

地盤調査の流れ手法については下記に示す手順で進められます。

ボーリング

ボーリングは、地層構造・地盤構成の把握や地下水位の確認のために実施されるもので、併せて原位置試験を実施するための試験孔として利用されます。

ボーリングマシンは、工法の違いにより、ロータリー式、パーカッション式、ロータリーパーカッション式の3種類があり、これらは目的や規模によって選定されます。 一般に地盤調査では、コアの採取を確実に行うことが出来るロータリー式が用いられます。


原位置試験

原位置試験は、原位置の状態で地盤に何らかの負荷をかけて、その反応から地盤の強度や定数を求める方法で、サウンディングと載荷試験に分けられます。

また、載荷試験は地盤に試験荷重を加えて荷重と変位の関係から強度や特性を調査するものです。

原位置試験には多くの手法がありますが、代表的な試験として以下のような試験があります。

物理探査

物理探査は、地盤の物性を測定・解析して、地下の地質構成や地質構造を物性の分布としてとらえる地質調査法で、地表面から地中の情報を探査する技術です。

土木・建築構造物周辺の地盤や岩盤、地下水の状況等を把握する地質調査や、石油・天然ガス、金属資源、地熱、温泉、骨材などの地下資源の探査に利用され、目的に応じて使い分けられます。

下表に代表的な物理探査法を示します。

地下水解析/土壌汚染調査

地下水解析

二次元・三次元浸透流解析により、河川堤防の浸透に対する安定性の評価や、掘削工事に伴う周辺地下水への影響を検討します。


二次元浸透流解析

三次元浸透流解析

土壌汚染調査

当社は土壌汚染対策報の指定調査機関です。

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